藤原紀香 なんばで1日駅長 濃紺パンツルックの制服姿でビシッ 夫・片岡愛之助も見守る

AI要約

女優の藤原紀香(53)が舞台「カルメン故郷に帰る」の主演を前に、大阪で1日駅長を務めた。

夫である片岡愛之助も現場に姿を見せ、おしどり夫婦ぶりをアピール。

藤原は新たな舞台出演に向けて真っ赤な衣装で登場し、今回演じるカルメンの魅力を語った。

藤原紀香 なんばで1日駅長 濃紺パンツルックの制服姿でビシッ 夫・片岡愛之助も見守る

 女優の藤原紀香(53)が10日、主演する舞台「カルメン故郷に帰る」(8月17~25日・新橋演舞場、9月5~17日・大阪松竹座)を前に、大阪・南海なんば駅の1日駅長を務めた。

 濃紺のパンツルックの制服をビシッと着こなした藤原。ホームに居合わせた乗客へ笑顔で手を振って応えつつ、駅長として物語の舞台となる和歌山行きの列車を見送った。現場には夫で歌舞伎役者の片岡愛之助も姿を見せ、帽子を目深にかぶり、こっそりと妻のりりしい姿を見守った。

 藤原が新たな舞台出演を果たすと、毎回のように愛之助が観覧に訪れるといい、おしどり夫婦ぶりは健在。藤原も夫の「お客として楽しみたい」という希望を叶えるため、家庭内で「台本を渡さない、そばに置かないように」と、細かな努力を明かした。

 1日駅長を終えた後の合同取材会では一転、帽子、ドレス、ヒールとすべてが真っ赤な衣装に身を包み、自身が演じるストリッパーの女性・カルメンらしさ全開で登場。「彼女の持ち前の明るさ、芯の強さ。偏見や反対がある中で、自信を持つ姿が現在の私たちにもすごく元気を与えてくれるんじゃないかと思う」と、役と自分を重ねながらアピールした。

 今作は1951年に日本初のカラー映画として公開された木下恵介監督、高峰秀子主演の名作を初めて舞台化。演出は錦織一清(59)が務める。