いっこく堂 プラチナエイジ賞受賞に腹話術人形「わしは不埒なエイジじゃない!」

AI要約

腹話術師のいっこく堂が第10回プラチナエイジ授賞式に出席し、文化・教育部門を受賞した喜びを表現。

いっこく堂は腹話術の歴史や苦労を振り返り、周囲の反応や賞を受けた感謝の気持ちを述べた。

いっこく堂は得意技や将来の目標を語り、80歳までのランニングを続ける決意を示した。

 腹話術師のいっこく堂(61)が5日、都内で行われた「第10回プラチナエイジ授賞式」に出席した。

 同賞は7月5日の「プラチナエイジの日」に、生き方が輝いている60歳以上の人を表彰する。

 文化・教育部門を受賞したいっこく堂は、腹話術を披露しながら登壇。「このような賞を頂けてうれしい」と喜びを語った。

 一方で、腹話術人形に「わしは不埒なエイジじゃない!」とだじゃれを喋らせ笑いを誘った。

 いっこく堂は腹話術を始めた当時を回顧。「当初腹話術に対して(周囲は)冷たかった。衰退した芸だと。所属していた民芸の劇団員にも『やめた方がいい』と言われた。でもその30数年後のこのような賞を頂けた。感無量です」と改めて喜びを口にした。

 声が遅れてくる得意技、衛星放送や腹話術での松山千春のモノマネなどを披露し会場を沸かせたいっこく堂は、「80歳まで毎日10キロ走りたい」と20年以上続ける日課の継続を誓った。