アン ミカ「“当たり前の奇跡”にフォーカスした」大反響の“ポジティブ日めくりカレンダー”最新作に込めた思い

AI要約

第1弾の反響を受けて待望の最新作『スーパーポジティブ日めくりカレンダー 今日もアン ミカ』が発売されました。前作のハツラツな表情からよりまろみのある笑顔に変化し、ファッション面も新しいスタイルが取り入れられています。

今回のカレンダーは「生きている間に気づくことのできる当たり前の奇跡」をテーマに、当たり前のことにフォーカスし、自分を愛し、感謝し、気持ちよくコミュニケーションを取ることの大切さを伝えています。

言葉をユーモラスに伝え、受け手に判断を委ねるスタイルで、相手に優しさと笑顔を届ける工夫も凝らされています。

アン ミカ「“当たり前の奇跡”にフォーカスした」大反響の“ポジティブ日めくりカレンダー”最新作に込めた思い

13刷ロングセラーとなった『ポジティブ日めくりカレンダー 毎日アン ミカ』から待望の最新作!金言が散りばめられた新作『スーパーポジティブ日めくりカレンダー 今日もアン ミカ』が6月11日に発売されました。今回制作する際に意識したことや言葉に対するさまざま思い、またアン ミカさんご自身の五感の満たし方についてなど詳しくお伺いしました。

――第1弾の反響はいかがでしたか。

第1弾は、世界が未曾有の経験をした2021年に発売したということもあり、たくさんの方に「気持ちが救われた」と言っていただきました。手前味噌になりますが、13刷を数えるロングセラーになったのも、予期しない事態ではありましたが、時代と手を繋いだのかなというふうに感じています。

また、第1弾ではカレンダーに付随したスタンプを発売したので、今でもそれについて街中で声をかけていただくことがたくさんありました。スタンプの内容だけで会話してるだとか、カレンダー用語で会話してるだとか、インスタにもそういったメッセージをいただきます。この最新作のカレンダーも、待っていたというお声が多くてありがたかったです。

――コロナ禍、アン ミカさんのカレンダーに助けられた人は本当にたくさんいると思います。今回の最新作は、どのような内容になっていますか?

そう言っていただけてありがたいです。表情でいうと、前回はハツラツとした感じが強かったのですが、そこから3年以上経ち、私もいろんな経験をしたので、今回はよりまろみのある笑顔が多い気がします。

ファッション面は、クロップド丈のスーツやグレー系の色味の服は前回なかったものなので、そういった新しいスタイルもぜひ見ていただきたいポイントです。あと、この表紙の衣装は、先日亡くなられた桂由美先生のドレスを着用させていただいているんです。敬意を表して、大切なページに着ることができてよかったと強く思います。

内容は、前回とは違うメッセージにしようということで「生きている間に気づくことのできる当たり前の奇跡」を意識しました。時代に合ったものになったと思います。

――コロナ禍を経て、当たり前が当たり前でないことを実感しました。

そうですよね。それに、当たり前のことを振り返る機会もなかなか無い。なので、今回のカレンダーでは、「まず自分を愛すること」「身近な人にちゃんと感謝すること」「すいませんって謝るより、ありがとうって伝えた方がお互い気持ちいいよ」という、非常に当たり前に思えることにしっかりフォーカスを当てています。「違うことは自然なことだよ」とも。

ただ、そうした言葉はそっと置くようにして、受け手に判断を委ねる伝え方も意識しました。「こうやねんで」と言い切り、相手に言葉を渡すのも違う気がして、よりユーモラスに私口調で伝えることを心がけましたね。