長嶋一茂 大谷翔平の球宴本塁打競争出場に「大反対」する理由「エンゼルスと違いドジャースの目標は…」

AI要約

元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が、大谷翔平投手のオールスター戦出場について言及。大谷のファン投票結果やホームラン競争に対するコメント、自身の出場に対する考えを明かした。

一茂はホームラン競争出場に否定的であり、大谷がチームの重要な後半戦のために調子を落とさないように懸念を示した。

一茂は大谷の夢であるワールドチャンピオン達成に向け、調子を崩す要因となる可能性やリスクに言及し、オールスター戦への参加について熱く語った。

 元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂(58)が28日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。ドジャースの大谷翔平投手(29)のオールスター戦出場について言及した。

 MLBは27日(日本時間28日)、7月16日(同17日)に行われるオールスター戦(アーリントン)のファン投票(1次投票)の結果を発表。大谷はナ・リーグ「DH部門」で最多となる277万7173票を獲得し、最終投票に進むことが決まった。

 大谷は、オールスター戦でのホームラン競争について「やりたい気持ちはどの選手にもある。ドクターやチームの許可とかそういう部分との兼ね合い次第」とコメント。ロバーツ監督は「とても多くのスイングをする。さらに彼のひじはリハビリ中なので、監督としてはより慎重になる」としている。

 一茂は、ホームラン競争出場について「僕は毎年、大反対です」と言い、「本人の意思とは別に、僕がやってほしくない理由のは、時間制限がある中でとても多くのスイングをする。大体100スイングします。その100スイングもゆっくり自分のペースでできるスピードではないです。それで大体みんな調子を崩すわけです」と指摘。

 そして、「エンゼルス時代は、ワールドシリーズにはまず行かないチームですから、後半のことを考えても別に162試合で終わるわけですからいいかなと思う」と言い、「だけれども、ドジャースはプレーオフを勝ち上がって、ワールドシリーズでチャンピオンになることが夢。後半(戦)が大事ですから、ここで調子を落としたら、自分も含めてだけど、大谷選手が一番やりたかったワールドチャンピオンになるということから少し遠ざかっちゃう気がするんですよね。だってみんな(調子を)崩すじゃないですか。だから僕は大反対です」と説明した。