庄司浩平、斎藤一は「“黒子”という言葉がぴったり」役作りに活きたモデル経験

AI要約

テレビ朝日系で放送中の『君とゆきて咲く~新選組青春録~』は、手塚治虫氏の隠れた名作『新選組』を初映像化するシン・時代劇ドラマ。新選組隊士たちの青春を美しく描きながら、殺陣や剣舞も取り入れている。

マイナビニュースのキャストインタビュー第6回では、斎藤役の庄司浩平が登場。斎藤のキャラクターを演じる際の覚悟や共演者の魅力について語っている。

庄司は斎藤としての魅力や新人隊士たちの強みを語り、殺陣に挑戦する姿勢やエピソードも紹介している。

庄司浩平、斎藤一は「“黒子”という言葉がぴったり」役作りに活きたモデル経験

現在テレビ朝日系で放送中の『君とゆきて咲く~新選組青春録~』(毎週水曜24:15~※一部地域除く)は、手塚治虫氏の隠れた名作『新選組』を初映像化するシン・時代劇ドラマ。幕末という混沌の時代を閃光のごとく駆け抜け、はかなく散っていった新選組隊士たちの青春を、本格的な殺陣や流麗な剣舞も取り入れながら美しく描いている。5日放送の第7話では、鎌切大作(前田拳太郎)、深草丘十郎(奥智哉)、松永新之丞(杢代和人)、南無之介(羽谷勝太)が、頭取・芹沢鴨(三浦涼介)に命じられ、遠出の任務に赴くことに。

マイナビニュースのキャストインタビュー連載第6回には、斎藤一役の庄司浩平が登場。寡黙で真面目な斎藤は、剣の達人で、彼の刀の一閃を見た者は二度と帰らないといわれている。斎藤を演じるにあたり、「一生懸命に見えちゃダメ」という覚悟で庄司が挑む殺陣や、奥智哉、羽谷勝太の魅力について話を聞いた。

■演じる役の推しポイント

斎藤は、“黒子”という言葉がぴったりなキャラクター。自分が信じる近藤さん(高野洸)、土方さん(阪本奨悟)についていくと決めている以上、あらゆることを受け入れて動くというスタンスが一貫しているところが魅力的だと思います。斎藤がいたらなぜだか物事が円滑に進むような、“仕事人”の一面を見せることができたら。一方、5話で、丘十郎(奥智哉)が「どうすれば剣がうまく振れるのか」といろんな先輩たちに聞きに行くシーンでは、斎藤なりに相談に乗ってあげようとしたつもりが、丘ちゃんに全然届いてないという不器用さが見えてかわいいなと感じました。

■「新選組新人隊士 藤組」(柊太朗・庄司浩平・藤岡真威人)の強み・魅力

カメラが好きな僕がミラーレスカメラやフィルムカメラでたくさん撮影したので、これからも投稿を楽しみにしていてほしいです。オフショットのクオリティは、ほかの組には負けません! 左之助(柊太朗)は愉快なキャラクターですが、沖田(藤岡真威人)と斎藤は無口で、さらに沖田は何か話してもポエムのようで(笑)、視聴者の方はつかみづらいと思うんです。Xでは、そこをファニーな形で埋めていきたいです。3人の役どころとしては、左之助は槍を持ち、沖田は舞のような剣を振り、斎藤はただただ愚直に強いという方向性の違う天才。一年生隊士たちにはフレッシュさがあり、幹部の先輩たちには責任感があり、僕らは一年生を引き上げながら先輩たちの背中を押すという中間管理職のような立ち位置で、絶妙に難しいラインだなと思いながら演じています。オープニング映像で三人が紹介されるシーンは、すごくクールに撮ってくださったので、大人の魅力や色気も感じていただけたらうれしいです。

■『君ゆき』の「●●隊長」宣言

隊長になれるよう頑張っているのは殺陣です。今後描かれる戦闘シーンから、新選組の助けになりたいという斎藤の愚直な思いが伝わればと思っています。ありがたいことに、アクション監督の栗田さんも信頼してくださって、すごく難しい殺陣を持ってくるんです(笑)。かなりハードルの高い殺陣もありましたが、一生懸命練習して、形になったかなと。斎藤は剣の達人だから、一生懸命に見えちゃダメ。当然のように強くて、自然と難しい動きをしているんですよね。僕は斎藤のように天才ではありませんが、努力はできる人間。表情にも体の動きにも余裕が見えるように、繰り返し反復練習をして殺陣に臨んでいます。

■『君ゆき』キャストのかわいいエピソード

僕はおっくん(奥)と一緒にいることが多くて、USJに行ったり、京都を散策したりしました。京都散策は3月の下旬頃だったので、桜を見に円山公園に行って、ついでに僕の御朱印集めにも付き合ってもらって。おっくんとは5歳離れていますが、賢いからか、全く年下という感じがしないんです。でも、たまに抜けているところがとてもかわいらしいです。