赤いブロッコリーは甘い!? おいしいブロッコリーの見分け方と絶品レシピを伝授
ブロッコリーが今注目の野菜で、2026年には指定野菜に追加される予定。
愛知県田原市がブロッコリーの主要生産地で、収穫が最盛期。
ブロッコリーの見分け方やレシピ、道の駅での販売情報も紹介。
今、注目野菜の「ブロッコリー」。2026年度に、特に消費量が多く生活に重要な野菜である「指定野菜」の一つに追加される予定です。今回は、生産農家の方においしいブロッコリーの見分け方や、レシピを聞き込みしました。
愛知県内でブロッコリーの一大産地と言えば、田原市。収穫作業に勤しむ現地の農家に話を聞きました。
(農家)
「これがブロッコリー。キャベツは葉、ブロッコリーはつぼみを食べている」
キャベツの仲間であるブロッコリーは、花蕾(からい)と呼ばれるつぼみ部分と茎を食べています。食べられる時期が過ぎるときれいな黄色い花を咲かせるそう。
この時期はブロッコリー収穫最盛期で、いたる所にブロッコリー畑を発見。集荷場でも、収穫したブロッコリーが軽トラックから荷下ろしされていました。田原市では1日あたり約10トン、年間6000トン以上のブロッコリーが出荷され、東海エリアのみならず全国に運ばれていきます。
ブロッコリー栽培歴40年の農家・加藤由貴夫さんに、おいしいブロッコリーの見分け方を尋ねました。
(ブロッコリー歴40年・加藤さん)
「ボリュームがあって、花蕾が固くしまっていて、切り口がキレイ。その3つを基本に選んでいただければ」
さらに、つぼみが赤いブロッコリーがありますが、これは寒さから身を守るため蓄えられた糖分とアントシアンが反応してできた色素によるもの。糖分があることによって、赤い色素がでるといいます。頭が赤いブロッコリーは、糖分が蓄えられた甘い証!見つけたらぜひ買ってみてください。※品種によって赤くならないものもあります
農家の方にレシピを聞き込みすると、さっそく大胆で簡単なレシピが。
(農家)
「ブロッコリーごはん。花蕾の部分をごはんと一緒に炊く。味つけは白だしか、めんつゆ・コンソメなど何でも。めんどくさがり屋なので助かります。
続いては朝食ぴったりなトーストメニュー。この1枚で満腹になるほどのボリュームです。
(作り方)
1 パンにトマトケチャップを塗り、パンの耳周辺をぐるりとマヨネーズで囲う
2 固くゆでたブロッコリーをマヨネーズの上に乗せて縁取る
3 真ん中に生卵を落として、ブロッコリーにチーズをトッピングして、卵が半熟になるまでオーブントースターで焼く
今が旬のブロッコリー。この時期、市内の道の駅では、キャベツと一緒に大量に並べられていて、お値打ちです。道の駅でもレシピを聞きました。
(道の駅スタッフ)
「チーブロ。ゆでたブロッコリーにチーズをかけてトースターで加熱」
他にも、買い物客から「ブロッコリーの天ぷら」がおいしいと教えてくれました。