路上飲酒禁止、通年に 東京都渋谷区、6月議会に条例改正案

AI要約

東京都渋谷区は、ハロウィーンなどの期間に限り、渋谷駅周辺の路上での飲酒を禁止する条例を見直し、禁止期間を通年に拡大する方針を固めた。

禁止区域も追加する。6月の区議会に条例改正案を提出し、10月1日の施行を目指す。

改正案は、路上飲酒の禁止時間帯を午後6時から翌朝5時までとする。現行の条例と同様、違反者への罰則はない。

 東京都渋谷区は、ハロウィーンなどの期間に限り、渋谷駅周辺の路上での飲酒を禁止する条例を見直し、禁止期間を通年に拡大する方針を固めた。

 禁止区域も追加する。6月の区議会に条例改正案を提出し、10月1日の施行を目指す。

 改正案は、路上飲酒の禁止時間帯を午後6時から翌朝5時までとする。現行の条例と同様、違反者への罰則はない。

 区内では、ハロウィーン期間に仮装して集まった若者らによるトラブルが相次ぎ、区は2019年6月、ハロウィーンや年末年始について、駅周辺の路上飲酒を禁止する条例を制定した。

 ただ、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた飲食店の休業などに伴い、路上で飲酒する人が増え、昨年5月にコロナの感染症法上の位置付けが5類に移行した後も「路上飲み」が常態化。急増する外国人観光客の間でも路上飲みが目立っており、区は規制強化に乗り出すことにした。