群馬で民家に体長1mのクマ…屋外の物音に気づいた住人夫婦、窓開けたら侵入され襲われる

AI要約

安中市でクマが民家に侵入し、住人の夫婦が襲われる事件が発生。男性は頭部裂傷、妻は右腕骨折などの重傷を負う。

2人は就寝中にクマの物音に気づき、窓を開けた際にクマが侵入したという。現場は山あいの集落である。

事件発生後、クマは逃走。県警安中署は注意を呼びかけている。

 31日午前0時20分頃、群馬県安中市松井田町土塩(ひじしお)の民家にクマ1頭(体長約1メートル)が侵入し、住人のパート従業員男性(74)と妻(72)が襲われた。男性は頭部裂傷、妻は右腕骨折などのけがを負い、いずれも重傷。クマはその後、外に逃げていったといい、県警安中署は付近の住民に注意を呼びかけている。

 発表によると、2人は就寝中に屋外の物音に気づき、様子を確認しようと1階の窓を開けたところ、クマが侵入してきたという。

 現場は、上信越自動車道横川サービスエリアから北東に約2・5キロの山あいの集落。