70代の夫婦がクマに襲われ大けが 群馬・安中市

AI要約

群馬県安中市の住宅にクマが侵入し、70代の夫婦が大けがを負った事件が発生しました。

男性と妻はクマに襲われ、男性は頭をひっかかれ、妻は右腕を骨折するなどの大けがをしました。

警察は住民に注意を呼びかけており、事件の詳細について調査を進めています。

70代の夫婦がクマに襲われ大けが 群馬・安中市

きょう未明、群馬県安中市の住宅にクマが侵入し、70代の夫婦が大けがをしました。クマはその後、住宅から立ち去っていて、警察は注意を呼びかけています。

午前0時20分ごろ、安中市松井田町土塩で、「夫がクマにかまれた。クマが家の中に入ってきた」と119番通報がありました。

警察などによりますと、住宅にいた74歳の男性と72歳の妻がクマ1頭に襲われ、男性は頭をひっかかれ、妻は右腕を骨折するなど大けがをしました。2人は病院に搬送されていて、搬送時は意識があり、会話もできていたということです。

警察によりますと、1階で就寝中だった男性が家の外の物音に気づき、外の様子を確認するために窓を開けたところ、体長1メートルほどのクマがいきなり窓から家の中に入ってきたということです。

その後、クマに襲われた男性の姿を見た妻がクマに近づいて追い払おうとしたところ、妻も襲われました。

当時、家の中には男性と妻、息子の3人がいましたが、2階で寝ていた息子は無事で、物音などに気づいた息子が1階に降りた際には、すでにクマは家から立ち去っていたということです。

警察などは午前7時から小学校に立つなどして、住民に注意を呼びかけています。