蓮舫氏“勝負服”ジャケット・ミニスカート・ハイヒールすべて白 都知事選出馬会見
立憲民主党の蓮舫参院議員が東京都知事選に立候補を表明した。
蓮舫氏は小池百合子都政の不十分さを批判し、対決姿勢を明確にした。
都知事選には複数の候補者が立候補し、大混戦の可能性が高い。
立憲民主党の蓮舫参院議員（56＝参院東京選挙区）は27日、東京都内の党本部で記者会見し、7月の東京都知事選（6月20日、7月7日投開票）に立候補することを正式に表明した。
蓮舫氏は、2期8年の小池百合子都政への不十分さを指摘した上で「反自民党、非小池都政。この姿勢で臨みたい」などと述べ、小池氏との対決姿勢を鮮明にした。
蓮舫氏は会見に白のジャケットと黒のインナー、白いひざ上丈のミニスカート、白のハイヒールで臨んだ。白は「勝負服」と公言しており、16年の民進党代表就任後初の会見も白いスーツで、国会で着物姿を初披露した際も白の和装。選挙応援など勝負どころでも「白」着用が目立っている。
蓮舫氏をめぐっては、立民が共産党や市民団体とともに、現職の小池百合子知事（71）の3選出馬を念頭に、対立候補の選考委員会を設け今年2月から協議を続けていたが、議論の中で女性候補の擁立を求める声があり、蓮舫氏に期待する声が強く出ていた。
蓮舫氏はタレントや報道キャスターをへて、2004年参院選東京選挙区に民主党（当時）から出馬し初当選。2022年参院選で4選され、現在4期目の任期途中だ。
都知事選では、小池氏が29日にも3選出馬の意向を表明する見通し。また、SNSで話題の広島県安芸高田市の石丸伸二市長（41）が今月17日に出馬表明したほか、「NHKから国民を守る党」の新人13人も出馬を表明し、N国党は計30人の擁立を目指す方針としている。会社経営の山口節生氏、児童精神科医の大和行男氏のほか、公職選挙法違反の疑いで警視庁に逮捕された政治団体「つばさの党」代表の黒川敦彦容疑者らも出馬表明しており、多くの候補者による大乱戦になる可能性が高い。
