リニア推進「解決策見つける」 初当選の鈴木氏 静岡知事選

AI要約

26日投開票の静岡県知事選で初当選した鈴木康友氏は、喜びと緊張感を感じながら、リニア中央新幹線静岡工区の問題に対する姿勢を示した。

リニアを巡る問題について、水や環境の観点から現実的な解決策を模索する考えを示した。

鈴木氏は、JR東海との信頼関係が重要であり、問題解決には協力が必要だと強調した。

 26日投開票の静岡県知事選で初当選した前浜松市長の鈴木康友氏(66)=立憲民主、国民民主推薦=は27日朝、浜松市内で記者団の取材に応じ、「緊張感と喜びの感情が入り乱れた感じだ」と述べた。

 その上で、県が着工を認めていないリニア中央新幹線静岡工区の問題について、「基本的に推進しなければならないが、水や環境の問題で現実的な解決策を見つけていく」と強調した。

 リニアを巡っては、トンネル工事が行われている岐阜県で井戸の水位が低下する問題が発覚。鈴木氏は「JR東海との信頼がなければ前には進めない」とも述べた。