立憲・大串氏、6月に政治資金パーティー予定も「法案通ったら行わない」

AI要約

立憲民主党の大串博志選挙対策委員長は、政治資金パーティーを開催する予定を明らかにした。

大串氏は政治資金パーティーの禁止法案を国会に提出しているが、法案が通った際には自らも行わない考えを示した。

立憲の法案は政治資金パーティーの開催を禁止する内容であり、大串氏のパーティーはその方針に逆らう可能性がある。

立憲・大串氏、6月に政治資金パーティー予定も「法案通ったら行わない」

 立憲民主党の大串博志選挙対策委員長は23日、自身の政治資金パーティーを6月に東京都内で開催予定だと明らかにした。立憲は政治資金パーティーの開催を禁止する法案を国会に提出しているが、大串氏は「政治全体で政治資金パーティーをやめようという法案だ。法案が通ったら、私も政治資金パーティーは行わない」と語った。

 国会内で記者団の質問に答えた。パーティーは6月17日に都内のホテルで開催予定で、会費は2万円。大串氏は「毎年春の時期に開く定期の勉強会」だと説明したが、案内状には「政治資金規正法に基づく政治資金集会」と記されていた。

 大串氏は「(法案が通るまでは)個人で政治資金パーティーを行うことはありうるというスタンスでいた」とし、「事務所は政治資金パーティーをベースとした運営をしている。パーティー禁止の方向になれば、事務所の活動を変えていく」と述べた。

 立憲が20日に国会に提出したパーティー禁止法案は「何人も政治資金パーティーを開催してはならない」とし、開催した場合は、1年以下の拘禁刑や50万円以下の罰金などを科す内容となっている。【源馬のぞみ】