上川外務大臣「そういう思いを持ったことは一度もない」 「女性が生まずして」発言めぐり委員会で答弁

AI要約

上川外務大臣は女性が子供を産まなければいけないという発言について釈明し、そのような思いを持ったことはないと述べた。

野党議員による質問に対し、上川外務大臣は女性パワーを発揮するための応援演説の意図を説明した。

18日の応援演説での発言に対し、撤回していた上川外務大臣は自身の真意が誤解される可能性を危惧していた。

上川外務大臣「そういう思いを持ったことは一度もない」 「女性が生まずして」発言めぐり委員会で答弁

上川外務大臣は選挙の応援演説で「女性が生まずして何が女性でしょうか」などと発言したことについて、女性は子供を産まなければいけないという思いを持ったことは一度もないと改めて釈明しました。

立憲民主党 小西洋之議員

「大臣として女性というのは子供を産まなければいけない、女性として子供を産まない人は女性としての資格はないですとか、分かりやすく言うと子供を産まずして何が女性かといった、そういうような価値観というのは全くないということでよろしいですか」

上川陽子外務大臣

「そういう思いを持ったことは一度もございません。私はそれは人生観としても、また人の思いとしても全くございませんので」

21日、参議院の外交防衛委員会で自身の発言について問われた上川大臣はこのように話し、「私という衆議院議員を誕生させてくれた皆さんに、今一度女性パワーを発揮してもらい、知事を誕生させようという意味で申し上げた」と改めて釈明しました。

上川外務大臣は今月18日、静岡県知事選挙の応援演説で、「女性が生まずして何が女性でしょうか」と発言し、その後、「真意と違う形で受け止められる可能性がある」として撤回していました。