林官房長官「認定の有無に関わらず拉致被害者の帰国実現に向け全力で取り組む」

AI要約

林官房長官は、北朝鮮から拉致された可能性が排除できない「特定失踪者」の家族会と面会し、帰国実現に向けて全力で取り組む決意を示しました。

家族会の今井会長は、拉致された人と未認定の人に命の重さに差はなく、早急に救出されることを訴えました。

また、拉致被害者の認定や見直しについて早急に取り組むよう要請がなされました。

林官房長官「認定の有無に関わらず拉致被害者の帰国実現に向け全力で取り組む」

林官房長官は、北朝鮮から拉致された可能性が排除できない「特定失踪者」の家族会と面会し、認定の有無に関わらず、帰国実現に向けて全力で取り組むと改めて決意を語りました。

林官房長官は、特定失踪者の今井裕さんの兄で家族会の会長を務める今井英輝さんらと面会しました。1969年、当時18歳だった裕さんは、青森県弘前市の自宅を出た後に、行方不明になっています。

林官房長官

「私も引き続き総理の指示のもとで認定の有無に関わらず、すべての拉致被害者の一日も早いご帰国の実現に向けて全力で果断に取り組んで参ります」

林長官がこのように決意を語ったのに対し、家族会の今井会長は「拉致されたと認定された人も未認定の人も命の重さに軽重はなく、命のあるうちに救える人から救出してほしい」と強く訴えました。

また、拉致被害者への認定や見直しについて早急に取り組むよう要請しました。