失業認定、全国でオンライン化 子育て、障害者ら対象に来年1月 厚労省

AI要約

厚生労働省は、来年1月からオンライン方式による失業手当の受給に必要な面談を導入することを決定した。

これまでの試験導入を全国544カ所のハローワークに拡大し、利用者の利便性を向上するために対面と併用する。

対象は育児・介護中の人や障害者、難病を抱える人、ハローワークへの往復に4時間以上かかる人だ。

 厚生労働省は20日、子育て中の人や障害者らを対象に、失業手当の受給に必要な面談による失業認定手続きについて、来年1月からオンライン方式を導入することを決めた。

 一部地域で試験導入していたが、全国544カ所のハローワークに拡大。対面と併用しながら利用者の利便性を向上し、円滑な労働移動を促す。

 同日開催の労働政策審議会(厚労相の諮問機関)の雇用保険部会で示し、了承を得た。育児・介護中の人や障害者、難病を抱える人、ハローワークへの往復に4時間以上かかる人を対象とした。