将棋・藤井聡太八冠 ついに“鉄道のプロ”に 「日本鉄道賞」の表彰選考委員に初選出

AI要約

将棋の藤井聡太八冠が日本鉄道賞の表彰選考委員に選出された。

日本鉄道賞は鉄道に関する優れた取組を表彰する賞で、今年度は10月中旬に表彰が行われる予定。

藤井八冠は幼少期からの鉄道ファンであり、乗り鉄として知られている。

将棋・藤井聡太八冠 ついに“鉄道のプロ”に 「日本鉄道賞」の表彰選考委員に初選出

 将棋の藤井聡太八冠が、鉄道に関する優れた取組に対して表彰する「日本鉄道賞」の表彰選考委員に選出されたことが20日、分かった。同賞を管轄する国土交通省が発表した。

 同賞は鉄道開業130周年記念の2002年に創設され、今年で23回目を迎える賞。「鉄道の日」創設の趣旨である「鉄道に対する国民の理解と関心を深め、国民の強力な支持を得るとともに、鉄道の一層の発展を期する」ことを目的としている。今年度はこの日から6月21日までの間に取組を募集し、10月中旬に表彰を行う。対象者は「鉄道に関する取組を実施した事業者、団体、個人」で、鉄道の魅力(楽しさや面白さなどを含む)を強く発揮している取組、革新的なサービスや技術を導入した取組など7項目を基準に審査される。

 表彰選考委員は全9人で、委員長は東大大学院工学系研究科教授の古関隆章氏。その他にも国交省鉄道局長の村田茂樹氏や交通新聞社の常務取締役の中村直美氏ら“鉄道のプロ”が名を連ねる中、藤井八冠も初めて選出された。

 藤井八冠は幼少期からの熱心な鉄道ファンで、とりわけ実際に車両に乗って旅をすることを愛する“乗り鉄”として知られている。昨年、前人未到の八大タイトル独占を達成した後も「どこかで海外の鉄道に乗る機会も作れればなと思っています」と話すなど、筋金入りの鉄道愛をうかがわせていた。