リニア工事進む地域の14カ所で水位低下…JR東海が水源確保のための井戸設置工事を開始「住民らに丁寧に説明」
リニア中央新幹線のトンネル掘削工事が進められている岐阜県瑞浪市で、井戸やため池の水位が低下した問題について、JR東海が新たな水源確保のための井戸設置工事に取り掛かった。
瑞浪市大湫町では水位の低下が14箇所で確認され、JR東海は工事の影響を懸念し中断を検討している。
JR東海は代替水源の新しい井戸を設置する工事を開始し、地元住民への説明を行っている。
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リニア中央新幹線のトンネル掘削工事が進められている岐阜県瑞浪市で、井戸やため池の水位が低下した問題で、JR東海は新たな水源確保のための井戸を設置する工事に取り掛かりました。
井戸やため池などの水位が低下した瑞浪市大湫町では、JR東海が20日午前9時前から掘削工事を始めました。
リニアのトンネル掘削工事が行われている瑞浪市大湫町では、井戸やため池など14カ所で水位の低下が確認されていて、JR東海は「工事の影響の可能性が高い」と説明し、今後工事を一時中断する方針を示しています。
JR東海は、代わりの水源となる新しい井戸の設置工事に取り掛かり、20日は木の伐採など現場を整地する作業が行われています。
JR東海は今回の工事中断がリニアの開業時期に及ぼす影響はないとしていて、「地元の住民らに事実関係や対策について丁寧に説明していく」とコメントしています。