立民代表選、4候補が若者と討論 教育や少子化対策で持論 23日投開票

AI要約

立憲民主党代表選(23日投開票)の4候補が若者向けの討論会に参加し、教育政策や少子化対策について議論を展開しました。

4候補は学費の無償化や子育て支援策の重要性を強調し、未来の世代をサポートする方針を示しました。

それぞれの候補は結婚や就職における安定した環境づくりを訴え、若い世代の支援に力を入れる姿勢を示しました。

立憲民主党代表選(23日投開票)の4候補は21日、インターネット番組「ニコニコ生放送」の討論会に参加した。16~25歳の若者の質問に応じ、教育政策や少子化対策について持論を展開した。

国公立大の学費に関する女性の質問に、野田佳彦元首相(67)、枝野幸男前代表(60)、泉健太代表(50)、吉田晴美衆院議員(52)の4候補は、そろって学費の無償化を目指す考えを示した。

別の女性からは子育て支援策についての質問があり、泉氏は、初任給を上げることで「安定的に生活できる環境を作る」と強調した。

野田氏も、安心して結婚できる環境を作るには所得の向上が不可欠だと指摘し、人手不足の職種へ就職した場合などには奨学金返済を免除する制度が必要だと訴えた。

枝野氏は「人を大事にする社会に変えよう」と呼び掛け、学童保育無償化などを主張した。

吉田氏は「私は教育を自分の政策の一番大事なところに入れている。本気で予算をつけて若い世代を応援していく」とアピールした。(深津響)