藤沢市の江の島沖で愛好団体のカヌーが転覆 6人は自力で戻り全員無事

AI要約

藤沢市の江の島でアウトリガーカヌーが転覆し、救命胴衣を着用した6人が無事岩場にたどり着いた。

転覆したカヌーは荒天のため見つからず、強風波浪の影響も報告されている。

全員無事でケガはなかったが、注意報が発令されていた状況下での事故である。

海上保安庁によりますと、21日午後4時半頃藤沢市の江の島で「沖合でカヌーが転覆している」と目撃者の女性から118番通報がありました。

乗っていたのは江の島周辺で活動する「アウトリガーカヌー」の愛好団体に所属する20代から40代の男女6人で、いずれも救命胴衣を着用していたため、沖合100メートル付近から自力で泳いで岩場までたどり着きました。

6人にケガはなく全員無事だということです。

当時周辺は、南西の風13メートル、南西方面のうねり1.5メートルで、強風波浪注意報が発令されていて、カヌーは大きな波を受けて艇内に海水が入り、排水も間に合わず転覆したということです。

一方、転覆したカヌーは荒天のため発見されていません。