新宿の路上での暴力団組長襲撃で、系列組幹部を逮捕 警視庁

AI要約

東京都新宿区での暴力団組長襲撃事件に関連し、関東関根組系幹部が刀で組長を襲撃し、重傷を負わせた疑いで逮捕された。一ノ宮容疑者は黙秘しており、事件の詳細を調査中。

事件は新宿区の路上で起き、男性組長は刀で頭や腹などを切りつけられるが、一命はとりとめた。一ノ宮容疑者は現場まで車で移動し、防犯カメラの映像によって関与が明らかになった。

調査の結果、男性組長と一ノ宮容疑者の間にトラブルがあったとみられており、事件の背景には組織間の対立がある可能性が高い。

新宿の路上での暴力団組長襲撃で、系列組幹部を逮捕 警視庁

今年8月、東京都新宿区の路上で暴力団組長が刀で襲われ、重傷を負った事件で、警視庁牛込署は殺人未遂の疑いで住所不詳の指定暴力団関東関根組系幹部、一ノ宮俊幸容疑者(55)を逮捕した。調べに対し「コメントはありません」と黙秘している。

逮捕容疑は8月30日午前3時半ごろ、新宿区荒木町の路上で、関東関根組系別団体の50代男性組長の頭や腹など数カ所を刀で切り付けるなどして殺害しようとしたとしている。男性組長は頭蓋骨骨折などの重傷を負ったが、命に別条はなかった。

牛込署によると、事件当時、一ノ宮容疑者は車で現場まで移動しており、周辺の防犯カメラ画像から関与が浮上した。男性組長との間にトラブルがあったとみられ、経緯を調べる。