弘道会幹部ら、他人名義ETCで600円詐取疑い逮捕 組の集会に向かう際利用、岐阜県警

AI要約
特定抗争指定暴力団山口組幹部がETCカード詐欺で逮捕される3人が他人名義のETCカードを利用し正規料金との差額をだまし取る県警が余罪を調査中
弘道会幹部ら、他人名義ETCで600円詐取疑い逮捕 組の集会に向かう際利用、岐阜県警

 他人名義のETCカードを使って高速道路を通行し料金の割引を受けたとして、県警組織犯罪対策課と岐阜中署は18日、電子計算機使用詐欺の疑いで、特定抗争指定暴力団山口組弘道会若頭(58)=岐阜市六条北=ら男3人を逮捕した。

 他に逮捕されたのは、いずれも特定抗争指定暴力団山口組弘道会傘下組織組員の男(55)=名古屋市南区松下町=と男(34)=岐阜市梅河町=。同課によると、3人は黙秘している。

 逮捕容疑は共謀し、2021年4月16日ごろ、他人名義のETCカードを複数回使用し、岐阜、愛知県内の高速道路を通行。正規料金との差額600円相当をだまし取った疑い。

 同課によると、正規料金は約3千円だった。3人は組の集会に向かう際に利用したといい、県警は余罪などを調べている。