高知県警、元部長が当て逃げか 香南市議、辞職願も受理

AI要約

香南市の上田滝雄市議が国道での当て逃げ事故を起こし、事故を不申告した疑いで県警に任意で調べられている。

事故では負傷者はいなかったものの、上田市議は届け出ずに走り去り、後に警察に発見された。

上田市議は19日に一身上の都合を理由に辞職し、辞職願が受理された。

 高知市内の国道で当て逃げ事故を起こしたとして、高知県警が道交法違反(事故不申告)の疑いで、県警で刑事部長や交通部長を歴任した香南市の上田滝雄市議(80)を任意で調べていることが20日、捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、12日午前、市議の運転する車が高知市内で前の車に衝突した。市議は事故を県警に届け出ず車で走り去り、約10分後、衝突された車側の通報を受けて駆け付けた警察官に南国市内で発見された。けが人はいない。

 香南市議会事務局によると、上田市議は19日付で「一身上の都合」を理由に辞職願を議長に提出し、受理された。