岡山県議団長、セクハラ和解主張 自民、第三者委の調査見送り

AI要約

自民党岡山県議団長の渡辺英気県議(68)が、同僚の女性議員にセクハラ疑惑を和解したと主張している。

渡辺氏は総会で和解を発表し、総裁選後に詳細を明らかにする意向を示した。

疑惑は6月の酒席での不適切な発言がきっかけとなり、女性が訴えたことで発覚した。

 自民党岡山県議団長の渡辺英気県議(68)が、同僚の女性議員にセクハラしたとの疑惑を巡り、党県連幹部らに「和解が成立した」と主張していることが分かった。関係者が20日、明らかにした。県連は弁護士らでつくる第三者委員会で調査する方針だったが、渡辺氏の説明を受けて設置を見送った。

 関係者によると19日に県議団の総会があり、渡辺氏は疑惑に関する質問に「和解したのでセクハラの有無は言及しない」と答えた。27日の総裁選投開票後に記者会見で説明する意向を示した。

 渡辺氏は6月、岡山市での酒席で不適切な発言をしたとされる。女性が「議員としてあるまじき行為だ」と訴えて発覚した。