【動画解説】彼岸の入り 猛烈残暑の出口は? 3連休は大雨のおそれ

AI要約

秋の彼岸の入りで猛烈な残暑が続くが、来週には落ち着く見込み

猛烈な残暑が続くが、秋雨前線の南下で少し秋らしさを感じることができるかも

3連休は大雨のおそれがあり、特に北日本から西日本にかけて警報級の大雨が予想される

【動画解説】彼岸の入り 猛烈残暑の出口は? 3連休は大雨のおそれ

 きょう(木)は秋の彼岸の入りです。今年は例年にないくらい猛烈な残暑になっていますが、来週に彼岸が明けるころには極端な暑さは落ち着き、少し秋めいてきそうです。一方で3連休は大雨のおそれがあります。

 きょう(木)とあす(金)は東日本と西日本を中心に猛烈な残暑が予想されています。関東甲信はきょう(木)は35℃まで上がる所は少ないものの、あす(金)は猛暑日地点が急増して、甲府38℃、東京36℃などの見通しです。東京は観測史上最も遅い猛暑日の記録をさらに更新するかもしれません。

 この記録的な残暑は秋雨前線が南下してくることで、真夏の空気も南へと下がり落ち着くでしょう。ただ、次の3連休は秋雨前線の活動が活発になることで大雨になるおそれがあります。

 あす(金)は特に北日本の日本海側と新潟県で激しい雨が降りそうです。土曜日は北日本から西日本の日本海側を中心に雨が強まり、日曜日にかけて警報級の大雨になるかもしれません。前線の南下とともに太平洋側でも雨あしが強まるでしょう。

 3連休の秋雨前線の南下とともに、猛烈残暑は落ち着く地点が増えていきそうです。来週の彼岸明けのころには東京の最高気温は26℃、大阪や福岡も30℃を下回るでしょう。

 最低気温も22日(日)以降は東に本や西日本も25℃を下回る予想で、20℃以下の所もありそうです。朝・晩を中心に少し秋らしさを感じられる日が増えそうです。

(気象予報士・菊池真以)