玉川徹氏「国家的テロだ」ポケベル一斉爆発で死傷者多数受け「イスラエル政府に非常に怒り」

AI要約

元テレビ朝日社員の玉川徹氏が、レバノンでの爆発事件に関連し、イスラエル政府を非難。3000人近い死傷者が出た事件を、国家による卑劣なテロと断言。

ヒズボラ側はイスラエルの攻撃と主張し、報復を宣言。イスラエル政府の行動を虐殺やテロと非難する声も。

玉川氏は、戦争における無差別殺傷行為や、関係のない子どもが犠牲になることに対し怒りを表明。戦争行為の正当性を問いかける。

玉川徹氏「国家的テロだ」ポケベル一斉爆発で死傷者多数受け「イスラエル政府に非常に怒り」

 元テレビ朝日社員の玉川徹氏は19日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、17日にレバノンの首都ベイルート郊外など、親イラン民兵組織ヒズボラ戦闘員らが所持していたポケベル型の小型通信機器が一斉に爆発し、3000人近い死傷者が出たことについて、怒りのコメントを口にした。

 一連の爆発事件をめぐりレバノン側は18日、子ども2人を含む12人が死亡し、約2800人が負傷したと発表。ヒズボラ側は、敵対するイスラエルの攻撃と断定したとして報復を宣言し、今後、ヒズボラとイスラエルの対立が激化する可能性が出ている。

 番組MCのフリーアナウンサー羽鳥慎一が「本当に無差別殺傷行為ということ」と指摘すると、玉川氏は「国家が行うテロ。卑劣だと思う」と、イスラエル側によるとみられる今回の行為を非難した。

 「イスラエルの人ではなく、イスラエルの政治や軍が一連の間、行っていることについては、まずガザ地区でやっていることは虐殺だし、今回のことはテロだと思う。可能だから何でもやってもいいという話ではない。実際に子どもが2人亡くなっている」と見解を主張。「このオペレーションをやるに当たって、まったく関係ない人が巻き込まれて死ぬということを、分かった上でやっている。戦争というのは、多かれ少なかれそういう面はあるのかもしれないが、やっていいことと、よくないことがあるのではないか」とした上で「イスラエル政府に対し非常に怒りを感じる」と、怒りをにじませながら指摘した。