レバノン爆発、邦人被害なし 政府

AI要約

森屋宏官房副長官は18日の記者会見で、レバノンの首都ベイルート近郊でのイスラム教シーア派組織ヒズボラに関する爆発事件について、邦人の被害はなかったことを明らかにした。

また、渡航中止や早期出国を呼び掛けるなどの注意喚起を行い、在留邦人の安全に万全を期す姿勢を示した。

中東情勢については攻撃の応酬を回避し、事態を沈静化させるために外交努力を続ける必要があると強調した。

 森屋宏官房副長官は18日の記者会見で、レバノンの首都ベイルート近郊などで、イスラム教シーア派組織ヒズボラの構成員らが使用する通信機器が相次いで爆発したことに関し、「邦人の被害はなかった」と明らかにした。

 「すでに渡航中止や早期出国を呼び掛けるなどの注意喚起を行った。引き続き在留邦人の安全に万全を期す」と述べた。

 中東情勢については「重要なのは攻撃の応酬を回避し、事態を沈静化させることだ。各国とも緊密に連携しながら外交努力を尽くす」と強調した。