厳しい残暑、山頂で涼を 鳥取・大山、登山者でにぎわう

AI要約

中国地方の最高峰、鳥取県の大山(1709メートル)は、厳しい残暑の中でも涼を求める登山者でにぎわっている。

山頂付近では気温がふもとより低く、連休中には多くの人が入山し、好天に恵まれて山頂から日本海や中海を眺めながら楽しんでいる。

しかし、台風接近で21~23日の連休には荒天が予想されており、登山者は天気予報に気をつけ、無理な登山は控えるよう呼びかけられている。

厳しい残暑、山頂で涼を 鳥取・大山、登山者でにぎわう

 厳しい残暑が続く中、涼感を味わおうと、中国地方の最高峰、鳥取県の大山(1709メートル)は多くの登山者でにぎわっている。

 山頂はふもとより10度ほど気温が低く、環境省の調べでは例年、9月の連休中は多い日で1000人以上が入山する。14~16日の3連休はおおむね好天に恵まれ、登山道が狭い6合目付近ではすれ違う登山者で渋滞が発生していた。登山者は山頂から日本海や中海を眺めながら食事を楽しんでいた。

 21~23日の3連休も大勢の登山者が見込まれるが、台風が日本に接近しており、推移次第で山域は荒天となる恐れがある。大山ナショナルパークセンター(大山町)の担当者は「天気予報に注意し、無理な登山は控えてほしい」と呼びかけている。【渕脇直樹】