【話題】「大人だけど欲しい!」幼児向け雑誌の付録に“AED” 本物そっくりの音声ガイダンスにリアルな操作方法 本物のAEDを開発した企業とコラボで実現 小学館「幼稚園」

AI要約

小学館の雑誌「幼稚園」の10・11月号の付録には、AEDに似たコンテンツが付属しており、実際に使ってみると本物に近い機能が備わっている。

このAED風の付録は、使い方を楽しみながら学べる子供向け教材として注目を集めており、実際のAEDの操作手順を忠実に再現している。

小学生から大人まで幅広く支持を受けており、実際のAEDの普及促進や救命教育に貢献する可能性がある。

【話題】「大人だけど欲しい!」幼児向け雑誌の付録に“AED” 本物そっくりの音声ガイダンスにリアルな操作方法 本物のAEDを開発した企業とコラボで実現 小学館「幼稚園」

今話題になっているAED(自動体外式除細動器)にそっくりの付録。

小学館の雑誌「幼稚園」の10・11月号の付録で、「本格的だ」と今とても話題になっています。

まず、本体についているボタンを押してみると、「パッドを青いシートから剥がして右胸と左脇腹に張ってください」と音声ガイダンスがあり、指示どおりに電極パッドを人の体が描かれた付録の胸に張ると、「体から離れてください。点滅ボタンをしっかりと押してください」という音声が流れる。

そして、再度ボタンを押すと「電気ショックを行いました。体に触っても大丈夫です。直ちに胸骨圧迫を始めてください」と音声の後に、心臓マッサージを行う流れになっている。

街の人に試してもらうと、「おうちにほしい!」「小さいときから学んで、すごく良い付録だと思います」「AED自体はいろんなところに設置されているので、でも使い方が分からなかったら意味がないことなので、小さい頃から遊びながら学べるのは、すごく良いかなと」といった声が聞かれました。

本物のAEDを開発した企業とコラボしているので、音声も本物にならって作っているということです。

他にも、例えば、ネックレスなど貴金属を事前に取り外すという手順が入っていたり、「体から離れてください」といったことも教えてくれるという仕組みになっているということです。

SNSでは、「大人だけど欲しい!」「大人も復習に良い!」という声や、「使い方を知らない人、習ったけど使い方を忘れているという大人に良いよね」という声、さらには「本物は公共物なので自由に触らせてあげられないけれど、オモチャなら存分に触らせてあげられるよね」という声もあります。

AEDが使用解禁されて2024年で20周年ということですが、さまざまな場所に設置はされているものの、心停止後の使用率はいまだ4.3%ということで、なかなか認識も浸透していないのかもしれません。

小学館と開発に携わった日本光電は、「もっとAEDが使用されて、多くの命が救える社会を目指すために、小さい子供のうちからAEDの存在を広めていきたい」といった狙いもあって協力をしたということです。