【台風情報】南の海上に新たな熱帯低気圧c 台風14号は台風13号のあと追う進路予想「秋雨前線」次の3連休は全国的に雨予想 気象庁
大型の台風第14号(プラサン)がマリアナ諸島付近に進んでおり、北に進路を取る予報となっている。
台風は17日から18日にかけて沖ノ鳥島、南大東島付近に接近し、最終的に中国大陸に接近して熱帯低気圧になると予想されている。
同時に新たな熱帯低気圧がフィリピン東海上に発生し、全国的に雨の予報が出ている。
16日午後0時、大型の台風第14号(プラサン)はマリアナ諸島付近にあって、北に時速20キロメートルの速さで進んでいます。中心気圧は1000 hPa、最大風速は18メートルで、最大瞬間風速は25メートルとなっています。
気象庁によりますと、台風14号は12時間後の17日午後0時には、マリアナ諸島付近の半径75キロメートルの予報円内にすすむ見込みで、北西方面に時速35キロメートル、中心気圧は1000hPa、中心付近の最大風速は18メートルになると予想されています。
台風14号はその後、17日から18日にかけて沖ノ鳥島、南大東島付近へ接近する予想となっています。予想は時速45キロメートルと速くなっていて、中国大陸に接近して、20日午前にかけて熱帯低気圧になると予想されています。
台風14号の進路予想は、台風13号がたどった進路にとても良く似ていて、そのあとを追うような経路になるとみられます。「プラサン」はマレーシアの提案した名称で、果物の名前が由来です。ちなみに台風13号「バビンカ」はマカオ提案で、プリンが由来です。
また、フィリピン東海上には新たな熱帯低気圧が発生しました。気象庁は「熱帯低気圧c」としています。
いっぽう、秋雨前線などの影響もあり、今週後半の19日(木)ごろから次の3連休(21~23日)にかけて、全国的に雨の予想が多くなっています。
この先の台風14号の予想は以下のようになっています。
▼17日午前0時の予報
存在地域:マリアナ諸島
進行方向、速さ:北西 35 km/h
中心気圧:1000 hPa
最大風速:18 m/s
最大瞬間風速:25 m/s
予報円の半径:75 km
▼17日午後0時の予報
存在地域:沖ノ鳥島近海
進行方向、速さ:北西 35 km/h
中心気圧:996 hPa
中心付近の最大風速:20 m/s
最大瞬間風速:30 m/s
予報円の半径:105 km
▼18日午前9時の予報
存在地域:南大東島の南西約130km
進行方向、速さ:西北西 45 km/h
中心気圧:992 hPa
中心付近の最大風速:23 m/s
最大瞬間風速:35 m/s
予報円の半径:185 km
▼19日午前9時の予報
存在地域:東シナ海
進行方向、速さ:西北西 35 km/h
中心気圧:996 hPa
中心付近の最大風速:20 m/s
最大瞬間風速:30 m/s
予報円の半径:260 km
▼20日午前9時の予報
種別:熱帯低気圧
存在地域:華中
進行方向、速さ:西北西 20 km/h
中心気圧:998 hPa
予報円の半径:320 km