くら寿司、大阪・関西万博に最大規模の新店舗 レーンの長さは135メートル 世界各国のメニューも提供

AI要約

回転寿司チェーン「くら寿司」が2025年大阪・関西万博に出店する新店舗の概要を発表。最大規模の店舗になることが明らかになった。

回転ベルトの長さや座席数、サステナブルな取り組み、新しいメニューの提供など、注目すべきポイントが多数ある。

回転寿司が日本独自の業態としてどのように世界に広がっていくかを期待する同社の姿勢が示された。

くら寿司、大阪・関西万博に最大規模の新店舗 レーンの長さは135メートル 世界各国のメニューも提供

回転寿司チェーン「くら寿司」(本社・大阪府堺市)が12日、大阪市内で会見し、2025大阪・関西万博に出店する新店舗の概要を発表。同社最大規模の店舗になることを明らかにした。

「回転ベルトは、世界を一つに。」をコンセプトに、同社最多となる338席、最長135メートルの回転ベルトを設置。外壁素材には、廃棄予定だった赤貝の貝殻約33・6万枚を再利用し、糊などの原料も海藻などを仕様する〝人工物不使用の漆喰〟を使った同社初のサステナブルな店舗になるという。

定番メニューの他、低利用魚やオーガニックフィッシュ、代替ミートを使ったすしなども提供。万博に参加する世界各国・地域の中から70~80カ国のシンボリックなメニューも提供するという。

同社取締役広報宣伝・IR本部長の岡本浩之氏は、回転寿司が1970年大阪万博をきっかけに日本国内に広まったことから、「回転寿司は日本独自の革命的な業態。レーンに乗って自分の席に運ばれてくる回転寿司の楽しさを実感していただいて、世界中に広がるきっかけになれば」とアピールした。