小1娘と「登校する約束」をした近所の友達の思いがけない行動…37歳主婦が頭を悩ませる「図々しい要求」

AI要約

親が出勤後に一人で登校まで過ごす小学生の問題「朝の小1の壁」について、厚生労働省の調査結果や実態調査の必要性などに触れられている。

母親の体験談を通じて、子どもの安全や不安、そして友達とのつながりが重要であることが示されている。

記事では、子どもの登校時間にまつわる様々な課題と対策について考察されている。

小1娘と「登校する約束」をした近所の友達の思いがけない行動…37歳主婦が頭を悩ませる「図々しい要求」

昨今、親が出勤した後に、子どもが登校時間まで一人で過ごすことを「朝の小1の壁」と呼ぶ。小学校へ進学するとすぐに浮き彫りになる問題だ。保育園で子どもを預かってくれた時間より、小学校が始まるのが少し遅いので、その差をどう埋めるかが課題となっている。

厚生労働省が実施した「令和5年度雇用機会均等基本調査」によると約70.6%の事業所で子どもの小学校入学以降は短時間勤務ができないことが判明。こども家庭庁は現状を把握した上で、きちんとした対策を立てるため全国の自治体を通じて初めて実態調査を行うことにした。問題解決のため、親が出勤時間や働き方の変更を余儀なくされることも少なくない。その一方で「朝の小1の壁」に直面する子どもとトラブルになり、頭を抱えている母親もいるようだ。

千葉県在住の華さん(仮名・37歳)は小学校一年生の娘(凜さん・仮名・7歳)の友達(沙羅さん・仮名・7歳)の思いがけない行動に頭を悩ませた経験があると語る。彼女は明るい笑顔が印象的で、上戸彩に似ている。

「娘が小学校に入学するにあたり、私は日々準備に追われていました。幼稚園の時とは違って、何かと1人ですることがグッと増えるのでとにかく心配ばかりしていて。特に気がかりだったのは、以前小学校では集団登校が行われていたものの、コロナ禍の影響もありここ数年個別登校に変更になったことです。小学校1年生とはいえ、娘はまだ幼いので春休みに何度も通学路を一緒に行き来し道を覚えさせることに。いざ新学期が始まっても、子ども一人登校させることに不安を覚えた私は、ずっと付き添い登校を続けていました」

華さんは凜さんと共に7時30分ぐらいに家を出て、校門が開く8時には少し余裕を持って到着するよう心がけていたという。毎朝一緒に登校することが面倒ではないと言ったらそれは嘘になるが、娘が道に迷ったり、危険な目に遭ったりするよりはマシだと考えていたそう。すると、校門の前で娘の友達の沙羅さんと毎日顔を合わせるようになったのだとか。そこで華さんは「友達と2人で行くなら安心だ」と思い、近所に住む沙羅さんに娘と一緒に登校してくれるようお願いしたのだ。