子どものスマホ利用に不安? 約9割の親が「子どもに見せたくない広告がある」【キングソフト調べ】
キングソフトは、小学校高学年の子どもを持つ親104名を対象にしたスマホ利用に関する意識調査の結果を発表した。
調査によると、親の多くが子どものスマホ利用に不安を感じており、特にスマホへの依存や個人情報の流出などが心配されていることが明らかになった。
さらに、子どもが見せたくない広告やフィッシング詐欺への対策についても多くの親が意識していることが分かった。
キングソフトは、「子どものスマホ利用に関する意識調査」を実施した。小学校高学年(4~6年生)の子どもにスマホを持たせている親104名が回答している。
まず、親の目の届かないところで、子どもがスマートフォンを使用することに不安を感じているかを聞くと、非常に感じている・やや感じているを合わせて83.7%が「感じている」と答えた。
具体的にどのようなことを心配しているかを聞くと、「スマホへの依存」が59.6%、「個人情報の流出やプライバシーの侵害」が58.7%、「勉強時間の減少」が52.9%で上位となった。
また、スマートフォンを利用する子どもに見せたくないと感じる広告があるかを聞くと、90.4%の人が「ある」と答えた。
子どもに見せたくないと感じる広告の種類としては、「成人向けの内容が記載されたマンガなどの広告」が58.5%で最も多く、ついで「子どもが真似をすると危険な広告」が54.3%となった。
子どもに見せたくない広告を表示させないためにどのような対策を行っているかを聞くと、「フィルタリングの設定」が55.3%、「スマホの利用制限の設定」が47.9%でツートップとなった。
また、子どもがフィッシング詐欺に合わないために行っている対策としては、「スマートフォンの取り扱いルールを話し合う」が約半数で1位に。子どものスマホ利用に対する親の不安や懸念が明らかとなった。
・【調査方法】IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
・【調査期間】2024年7月18日~同年7月19日
・【有効回答数】小学校高学年(4~6年生)の子どもにスマホを持たせている親104名