JR貨物のデータ改ざん問題 安全確認できた車両は運行再開も物流に影響

AI要約

JR貨物のデータ改ざん問題で、JR貨物は7000両の運行を停止しました。安全確認が取れた車両から順次再開中。

国交省は不正があった3つの車両所へ立ち入り検査を実施。新たに不正の疑いがある車両が300両見つかり7000両全運行停止。

物流にも影響あり。佐川急便やヤマト運輸も配達遅れに対応中。

JR貨物のデータ改ざん問題 安全確認できた車両は運行再開も物流に影響

JR貨物のデータ改ざん問題で、JR貨物はきのう、全車両およそ7000両の運行を停止しました。その後、安全が確認できた車両から順次運転を再開しているということですが、物流にも影響が出ています。

JR貨物のデータ不正問題では、国交省がきのう、不正があった3つの車両所へ立ち入り検査を行いました。

さらにきのう、不正の有無が確認出来ていない車両が新たにおよそ300両あることがわかり、JR貨物は所有するおよそ7000両すべての運行を停止しました。

その後、きのう午後6時からは、車両の安全確認が出来た列車については順次運行を再開しているということですが、物流にも影響が出ています。

佐川急便では、JR貨物を利用している一部の荷物の配達で遅れが出ていて、新たな発送分については、ほかの輸送手段への切り替えを検討し、遅れを最小限に抑えるとしています。

また、ヤマト運輸も▼関東から北海道・九州宛てや、▼北海道と九州から関東宛ての配達について、1日以上の遅れが生じる見込みだとしています。