上川外務大臣、女性総理の誕生に向け「私が立候補すること自体が大きなモデルになる」「たくさんの壁がある」とも

AI要約

上川外務大臣が自民党総裁選への立候補を表明し、女性の総理大臣がいない現状に対応して自らがモデルとなることを強調。

上川大臣は性別や年齢に関係なくチャレンジできる社会を提唱し、総理になった場合の抱負を述べる。

また、選択的夫婦別姓についても率直な意見を示し、女性の立場に寄り添う姿勢を見せた。

上川外務大臣、女性総理の誕生に向け「私が立候補すること自体が大きなモデルになる」「たくさんの壁がある」とも

自民党総裁選への立候補を表明した上川外務大臣は、これまで日本に女性の総理大臣がいないことについて、「私が立候補すること自体が非常に大きなモデルになる」と強調しました。

記者

「日本で女性総理が誕生していない現実をどのように受け止める?」

上川外務大臣

「環境をいかに作るのかという意味では、私もこうして立候補することができること自体が非常に大きなモデルになるのではないかと、ちょっと頑張って今動いているところ」

上川大臣は、会見で「私自身は女性が総理になるという意識で政治活動してきていない」と前置きしたうえで、性別や年齢に関係なく「チャレンジできる社会を大事にし、自分が立候補できること自体が大きなモデルになる」と強調しました。

さらに、総理になったら永田町の風土を含め、何を変えられるかと問われ、「たくさんの壁はある。その壁をいろいろな人が過去から乗り越えながら作り上げてきた道なので、皆さんと一緒に広げられるような動きにしたい」とアピールしました。

選択的夫婦別姓については、「95%以上の人が姓を変えていくという女性の側の問題だ。きちんと問題に向き合う必要がある」との考えを示しました。