ドラマモデルの教諭が体罰、三重 「下剋上球児」、県教委文書訓告

AI要約

三重県立高校の40代男性教諭が体罰をしたため県教委から文書訓告を受けたことが判明。

教諭は部員の頭をたたいたり、蹴ったりするなど体罰を行っており、野球部の指導から外された。

教諭は4カ月の謹慎処分を受け、教育委員会から文書訓告が出された。

 2018年夏の甲子園に監督として出場し、TBS系ドラマ「下剋上球児」で主役のモデルになった三重県立高校の40代男性教諭が、現在勤務する県立昴学園高校で野球部の指導中に体罰をしたなどとして、県教委が文書訓告としたことが10日、同校への取材で分かった。

 県教委によると、教諭は昨年5月に練習でミスをした部員の頭をたたいたり、同12月に腕立て伏せをしていた別の部員の頭を足でつついたりした。

 今年7月、県教委に通報があり、同校は野球部の指導から外した。県教委は今月6日、昨年5月~今年7月に体罰などがあったとして、文書訓告とした。日本学生野球協会は4カ月の謹慎処分とした。