九州から東海で局地的に大雨 三重県の紀伊長島で74.5ミリの非常に激しい雨

AI要約

九州や東海では雨脚が強まり、局地的に激しい雨が降っている。

熱帯低気圧や暖かく湿った空気の影響で、雨雲が広がっている地域がある。

今夜も九州から関東にかけて雨が降り続ける可能性があるので、道路の冠水に警戒が必要。

九州から東海で局地的に大雨 三重県の紀伊長島で74.5ミリの非常に激しい雨

今朝(10日)にかけては、九州や東海などで雨脚が強まりました。三重県紀北町の紀伊長島では、1時間に74.5ミリの非常に激しい雨を観測。今夜にかけても、局地的に激しい雨が降りそう。道路の冠水などにご注意を。

今日10日(火)朝にかけては、沖縄付近を進む熱帯低気圧に伴う雨雲は、沖縄から離れつつあります。ただ、熱帯低気圧周辺や高気圧のフチをまわって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、九州南部、四国、東海などで局地的に発達した雨雲がかかっています。

1時間降水量は、三重県紀北町の紀伊長島で74.5ミリ(午前6時52分まで)と、非常に激しい雨。三重県大紀町の藤坂峠では39.5ミリ(午前7時55分まで)、高知県四万十町の大正は35.0ミリ(午前0時1分まで)、鹿児島県奄美大島の古仁屋では30.0ミリ(午前2時49分まで)と激しい雨が降りました。

今日10日の夜にかけても、九州から関東の太平洋側を中心に所々で雨が降るでしょう。風が吹きこむ東側の斜面など、同じような場所で雨雲がかかり続ける可能性があります。局地的には激しい雨が降るため、短時間の雨でもアンダーパスなど、道路の冠水にご注意ください。