早大「勘で試験解答は0点」教授を注意

AI要約

早稲田大学政治経済学部の教授が出した通知によると、不自然な解答やマークシート形式の試験での“勘”による解答に厳しい措置が取られることが問題視されている。

学生たちから疑問の声が上がり、大学側も教授の採点方法に問題があると認識し、再評価を指示した。

この出来事を受けて、教授には注意が行われることとなり、今後は客観的な基準に基づく成績評価が行われることが決定された。

早大「勘で試験解答は0点」教授を注意

早稲田大学政治経済学部の教授が出したこの通知。

早稲田大学政治経済学部教授(教授からの通知によると)

「『不自然な解答の仕方をしていると教員が判断した答案』は答案全体を無効とする」

 「マークシート形式の期末試験を“勘”で解答した場合、不正行為とみなし0点にする」というものでした。

早稲田大学政治経済学部教授(教授からの通知によると)

「不自然な解答がたまたま正答に一致してしまった場合、不正に点数を得ることになる。『解けなかった問題の解答欄を空欄にしておいた学生よりも、良い成績を得ようと企てる不正行為』でもある」

 この採点方法に疑問を持った複数の学生が、大学側に相談したということです。

 今回の事態に早稲田大学は次のようにコメントしています。

早稲田大学

「不自然な解答なのか客観的に判断することができないため、教授の対応については問題があったと認識しています。教授には厳重に注意を行い、客観的な基準に基づく成績の再評価を指示しました」

(「グッド!モーニング」2024年9月10日放送分より)