田中真紀子氏、乱立自民党総裁選候補者を「ヘナチョコ」呼ばわり「勘違い」「売名」言いたい放題

AI要約

田中真紀子氏が自民党党総裁選について批判を述べた。

田中氏は父の経験から、総理大臣の孤独な厳しさを語った。

高市早苗氏が女性初の候補として出馬を表明した。

田中真紀子氏、乱立自民党総裁選候補者を「ヘナチョコ」呼ばわり「勘違い」「売名」言いたい放題

 元外相の田中真紀子氏(80)が9日、日本テレビ系「ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)にリモート生出演。自民党党総裁選(12日告示、27日投開票)について言及した。

 「候補者方、次から次へとたくさん出てますけど、勘違いしてるっていうか。今の立場でみますとね、ヘナチョコばかりが出たいから出てきてると。出したい人じゃなくて、この際出てこなきゃ、っていう売名も兼ねてですね、与野党ともに。そんな感じがしますね。シラけてますよ、一般の人は」と舌鋒(ぜっぽう)鋭く切り出した。

 MCの宮根誠司から「ヘナチョコっておっしゃいましたけど、乱戦模様でして。今7人、8人、9人」と立候補者の数を読み上げられると、田中氏は「私、父(田中角栄)の姿を見てましたし。池田(勇人)、佐藤(栄作)、田中っていう時代の総理になられるのをよく見てました。なられる前後もなられてからも。ご家族とも交流がありましたし。うち父の姿を見てても非常に孤独ですし、ものすごく厳しい仕事ですよ。一国の総理大臣というのは」と続けた。

 この日、高市早苗・経済安全保障相(63)が出馬を表明し、今回の総裁選で初めての女性候補となった。出馬表明は、小林鷹之前経済安保相(49)、石破茂元幹事長(67)、河野太郎デジタル相(61)、林芳正官房長官(63)、茂木敏充幹事長(68)、小泉進次郎元環境相(43)に続いて7人目。