“次の総理・総裁”小泉氏1位に…JNN世論調査 2位は石破氏、3位の高市氏は「(経済成長)世界のてっぺんに」主張【Nスタ解説】

AI要約

小泉元環境大臣が自民党総裁選でトップとなり、世論調査で次期総理・総裁にふさわしいと評価されていることが明らかになった。

続いて2位には石破元幹事長がランクインし、地方票を獲得するために全国を回りながら支持を広げている。

他の候補者も全国各地で活動を展開し、次期総理・総裁の座を目指して争いを繰り広げている。

“次の総理・総裁”小泉氏1位に…JNN世論調査 2位は石破氏、3位の高市氏は「(経済成長)世界のてっぺんに」主張【Nスタ解説】

これまで7人が立候補を表明している自民党総裁選。JNNの世論調査で誰が総理・総裁にふさわしいか聞いたところ、小泉元環境大臣がトップだったことが分かりました。

■“次の総理・総裁”小泉氏1位に JNN世論調査

週末の東京・銀座。炎天下のなか、手荷物検査の列に並ぶ人々のお目当ては、前の日に総裁選への出馬を表明した小泉元環境大臣です。

自民党 小泉進次郎 元環境大臣

「今の自民党に必要なのは、自民党の内向きのことばかりを見てリーダーを決める選挙じゃない」

「自民党の中だけを向いている総裁選では、これは自民党の信頼回復に繋がりません。私には皆さんの力が必要です」

強調したのは、総裁選を「内向きのものにしない」ということ。解散総選挙もにらみ、世論を味方にして、総裁選への支持を訴える戦略のようです。

この週末にJNNが行った世論調査で、「次の総理・総裁にふさわしい人」を聞いたところ、小泉氏が1位だったことが分かりました。

2位で続いたのが、石破元幹事長。8日に訪れた葛飾区柴又では、映画「男はつらいよ」の寅さんと同じ格好で商店街を練り歩きました。

記念撮影に応じるその手には、なにやら文字が。演説で話そうと用意した、その地域ならではの情報がびっしりと書かれていました。

自民党 石破茂 元幹事長

「お互いが笑顔で、お互いが思いやりあって、額に汗して働く人が幸せを得られる。そういう日本をもう一度取り戻すために、私、石破茂、今度が最後の戦いであります」

世論の高い支持を背景に街頭で広く訴える戦略に出る2人。ただ、実際の総裁選でカギを握る地方票は党員たちが投票します。

■カギを握る地方票獲得へ “ポスト岸田”が東奔西走

いかにして党員の票を獲得するのか。他の候補者はこの週末、全国を東奔西走していました。

最初に立候補を表明した小林氏。きのうは北海道、きょうは群馬県を訪れ、農林水産業関連の視察をしていました。

自民党 小林鷹之 前経済安保担当大臣

「いや、日本の農業のポテンシャルをめちゃくちゃ感じます。やはり世界に打って出て、稼げる農業をやっていく必要がある」