野田元首相、小沢一郎氏とのタッグは「顔も見たくなかったかもしれないが政権交代への執念共鳴」

AI要約

野田佳彦元首相が立憲民主党代表選で小沢一郎議員の支援を受けることについて言及。

2人はかつて決別した因縁の関係にあったが、執念への共鳴から再びつながる可能性を示唆。

野田氏は維新との関係についても政権への執念で一致点を探す姿勢を表明。

野田元首相、小沢一郎氏とのタッグは「顔も見たくなかったかもしれないが政権交代への執念共鳴」

 立憲民主党代表選(23日投開票)に出馬している野田佳彦元首相(67)は8日、NKK「日曜討論」に出演し、今回の代表選でかつてたもとを分かった小沢一郎衆院議員の支援を受けることについて言及した。「恩讐(おんしゅう)を越えて、顔も見たくない関係だったかもしれないが、政権をとりにいくという執念への共鳴があったからこそ、応援をしてもらえると思っている」と述べた。

 2人は、野田氏が首相だった民主党政権時代の2012年7月、消費増税をめぐり「決別」。小沢氏は、50人以上の議員を連れて民主党を離れ、新党「国民の生活が第一」を立ち上げた経緯があり、これまでは「因縁の関係」にあった。

 一方、野田氏は、泉健太代表の執行部において関係が微妙だった日本維新の会との関係についても「維新は(立民と)選挙協力はしないとおっしゃっている。いろいろあるけれど、野党には包容力で常に対応していかないといけない。これも、政権への執念で一致点を探していきたい」と述べた。