藤城さんの影絵で日韓交流 岸田首相の妻が美術館訪問

AI要約

岸田文雄首相の訪韓に同行した妻裕子さんが、ソウルの美術館を訪れた。日本の影絵作家藤城清治さんの作品や韓国の美術作品も展示され、日韓文化交流の場であることを紹介される。

裕子さんは影絵制作の体験談を交えながら興味深く見学し、藤城清治さんが大阪万博時代の作品の前で記念撮影を行う。

裕子さんは館長の情熱を称賛し、姜慧淑館長は文化交流の窓としての役割について語る。

 【ソウル共同】岸田文雄首相の訪韓に同行した妻裕子さんは7日、日本の影絵作家、藤城清治さん(100)の作品を集めたソウルの美術館を訪れた。日本留学中に作品に魅せられ2022年に同館を設立した姜慧淑館長(52)が案内し、白磁など韓国の美術作品も展示する日韓文化交流の場であることを紹介した。

 裕子さんは自身の影絵制作の体験談を交えつつ興味深そうに見学。25年大阪・関西万博開催を前に、藤城さんが1970年大阪万博の際に描いた絵の前で記念撮影した。

 裕子さんは「館長の情熱と活動が日韓交流の礎になっている」とたたえ、姜氏は「文化交流の窓としてささやかにでも役割を果たしたい」と語った。