台風が続々と発生、予報士「台風11号と熱帯低気圧の間にある雲が、非常に怪しい動きをしそう」【Nスタ解説】
西日本では5日、猛暑日を観測し、台風が続々と発生している中、秋の訪れが気になる状況となっています。
気象予報士によると、台風12号の影響はほとんどないものの、雲の動きが怪しく、雨雲の発達が予想よりも複雑な状況が続いているため注意が必要です。
1週間程度は暑い日が続く見込みで、特に3連休に向けても急な天候の変化に備える必要があります。
秋はいつ来るのでしょうか? 西日本では5日、猛暑日を観測したところも。一方、日本の南の海上では、台風が続々と発生しています。
■台風12号の影響は? この先1週間ほどは残暑に注意
國本未華 気象予報士:
きょう5日（木）、台風12号が発生しました。
台風12号の影響はほとんどないのですが、台風11号と熱帯低気圧の間にある雲が、非常に怪しい動きをしそうです。雲ができやすい状況になっており、油断できません。
どこでどのタイミングで雨雲が発生するか、今はなかなか予想しにくい状況ではあるのですが、目先の雨の予想をみていきます。8日（日）は湿った空気の影響で、関東周辺も雨が降ります。
また、注目は南のほうで、だんだん雨雲がまとまっていきます。1週間後ぐらいの話にはなりますが、微妙なずれで、沖縄への影響なども変わってくる心配があります。
それから、離れたところの雨雲が、もっとまとまって発達するという予想もあります。まだ詳細は言えないのですが、怪しい動きに注意しながら、3連休にかけて過ごしていただきたいです。
確実なのは、とにかく1週間程度は暑いということです。
ホラン千秋キャスター:
5日は風が吹けば過ごしやすかったですが、日差しはじりじりとしました。
國本未華 気象予報士:
日差しの分だけ気温が上がるという日はまだ続きそうです。
ホランキャスター:
暑さ、お気をつけください。
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＜プロフィール＞
気象予報士 國本未華さん
北海道室蘭生まれ、東京育ち
大学生で気象予報士、のちに防災士の資格も取得
