千葉・船橋市の診療所に21歳の男性の遺体を遺棄か 20歳の男を逮捕 遺体には複数の外傷 殺人事件も視野に特別捜査班を設置し捜査 千葉県警
千葉県船橋市の診療所に21歳の男性の遺体を遺棄した20歳の男性が逮捕され、殺人事件も視野に捜査が進められている。
遺体を診療所に運び、放置した疑いがかけられた男性は左硬膜下出血の死因が確認され、暴行を受けた痕跡もあるという。
警察は複数人による犯行とみて捜査を進めており、犯人の動機や関与者についても究明を行っている。
千葉県船橋市の診療所に21歳の男性の遺体を遺棄したとして、20歳の男が逮捕されました。警察は複数人による犯行とみて、60人体制の特別捜査班を設置し、殺人事件も視野に調べています。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、住居・職業不詳の阿久津海祐容疑者(20)で、先月27日の午前1時前、船橋市夜間休日急病診療所に、千葉市若葉区の三浦未来さん(21)の遺体を遺棄した疑いがもたれています。
警察によりますと、阿久津容疑者は三浦さんの遺体を乗用車で診療所まで運び、病院の職員を呼んだ後に職員が病院の中に戻った際に、遺体を敷地内の通路に置き立ち去ったということです。
解剖の結果、三浦さんの死因は左硬膜下出血で、何らかの暴行を受けたとみられる皮下出血が複数か所確認されたということです。
遺体を運んだ乗用車は遺棄した当日の朝に東京・江東区内で見つかり、阿久津容疑者はおととい夕方に都内で職務質問を受け、その後、逮捕されたということです。
警察は阿久津容疑者の認否を明らかにせず、複数人による犯行とみて、60人体制の特別捜査班を設置し、殺人事件も視野に調べています。