「金銭的な理由から誰にも相談できなかった」乳児2人の遺体を遺棄した罪に問われた女 起訴内容認める

AI要約

名古屋市内のマンションに赤ちゃん2人の遺体を遺棄した罪で起訴された女の初公判が行われました。

被告は赤ちゃんを出産後、タオルで巻いてビニール袋に入れてマンションの部屋に遺棄したことを認めました。

次回の裁判は10月29日に予定されています。

「金銭的な理由から誰にも相談できなかった」乳児2人の遺体を遺棄した罪に問われた女 起訴内容認める

自分が産んだ赤ちゃん2人の遺体を、名古屋市内のマンションの部屋に遺棄した罪に問われている女の初公判が、名古屋地方裁判所で開かれました。女は起訴内容を認めました。

死体遺棄の罪に問われているのは、愛知県半田市に住む元風俗店従業員の入村恵被告38歳です。起訴状などによりますと、入村被告は2013年12月下旬ごろと、2015年から2016年の間に、赤ちゃん2人をそれぞれ出産したとされています。

そして2013年12月下旬ごろから2024年5月までの間に、赤ちゃん2人の遺体をタオルで巻いてビニール袋に入れるなどして、それぞれ当時住んでいた名古屋市南区や中区のマンションの1室に遺棄した罪に問われています。

9月5日に名古屋地裁で開かれた初公判で、入村被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。入村被告は「赤ちゃんの父親が誰か分からず、金銭的な理由からも誰にも相談できなかった」などと話しました。

次回の裁判は10月29日に開かれます。