高速船浸水隠し、親会社のJR九州が第三者委設置 原因など独立調査

AI要約

JR九州高速船が「クイーンビートル」の船体への浸水を3カ月以上隠していた問題で、第三者委員会を設置。

専門家3人による調査を行い、原因究明と再発防止策を助言。

委員長は尾崎恒康弁護士、関根博氏と田中庸介弁護士も委員に。

高速船浸水隠し、親会社のJR九州が第三者委設置 原因など独立調査

 JR九州高速船が「クイーンビートル」(博多-韓国・釜山)の船体への浸水を3カ月以上隠したまま運航を続けていた問題で、親会社のJR九州は3日、外部の専門家3人による第三者委員会を設置した。独立した立場で原因を含めた調査を進めてもらい、再発防止策の助言も受けるという。

 委員長は企業統治に詳しい尾崎恒康弁護士(西村あさひ法律事務所)で、海事法務に詳しい田中庸介弁護士(田中法律事務所)と船舶の安全運航管理に詳しいトーマス・ミラー社の関根博氏が委員を務める。