連日の大雨影響 静岡各地で土砂崩れ被害

AI要約

台風10号が熱帯低気圧に変わり、静岡県で大雨による土砂崩れ被害が相次いでいる。

雨量は天城山で973.5ミリ、静岡で730.5ミリに達し、28件の土砂崩れを確認。

床上・床下浸水は521軒確認され、遠州南と伊豆に土砂災害警戒情報が発表されている。

1日、正午ごろ台風10号は熱帯低気圧に変わりました。静岡県では連日大雨が続いた影響、で各地で土砂崩れなどの被害が相次いでいます。

静岡地方気象台によりますと、先月26日の降り始めからの雨量は、伊豆市天城山で973.5ミリ、静岡で730.5ミリを観測しています。

静岡市駿河区では先月31日に山の斜面が崩れ、イチゴを栽培するビニールハウスが複数流されました。

近くに住む人

「雷かな、地響きみたいな音がした。外を見たら土砂崩れで、ただごとではないと思った」

静岡市によりますと、市内だけで少なくとも28件の土砂崩れが確認されています。

また、静岡県によりますと、県内では少なくとも床上・床下浸水が521軒確認されていて、現在調査しているということです。

気象台は、これまでの雨で土砂災害の危険が高まっていることから、1日午後5時時点で静岡県の遠州南と伊豆に土砂災害警戒情報を発表しています。