交際相手に暴行、自宅で大麻所持容疑も 巡査を懲戒免職に 香川県警
AI要約
香川県警の20代男性巡査が交際相手に暴行を加え、大麻取締法違反の疑いで免職処分となった。
巡査は暴行や大麻所持を認め、危険ドラッグの摂取も自供している。
別の巡査長も勤務計画表をSNSで共有し、懲戒処分となる。
交際相手に暴行を加え、けがを負わせたなどとして、香川県警は30日、県内の警察署に勤務する20代の男性巡査を免職の懲戒処分にし、発表した。
県警監察課によると、巡査は今年2月17日、当時の自宅だった警察公舎で、交際相手の女性の腹部を蹴るなどの暴行を加え、2週間のけがを負わせたとして、傷害の疑いで30日付で書類送検された。また、県内の自宅で6月3日、微量の大麻草を所持していたとして大麻取締法違反の疑いでも30日付で書類送検された。巡査はいずれの容疑も認めているという。
2023年夏ごろに危険ドラッグを摂取し、今年2月17日には高校時代の後輩2人と大麻を吸煙したことも認めている。
このほか、県警は30日、免職になった巡査と同じ警察署に勤務する20代の男性巡査長を減給100分の10（3カ月）の懲戒処分にした。巡査長は30日付で依願退職した。
監察課によると、巡査長は23年8月11日～24年2月10日、知人2人に同僚の勤務日程や検問などの予定が記された勤務計画表をSNSで送信したとして、地方公務員法違反の疑いで30日付で書類送検された。容疑を認めているという。
また、免職になった巡査と一緒に危険ドラッグを摂取。今年2月には巡査らが大麻のようなものを吸煙しているのを目撃しながら黙認したという。（木野村隆宏）
