関学大、リーグ戦に参加する意思を改めて表明 大村監督「疑義が起こる行動は残念」

AI要約

関学大の5選手がU20日本代表のカナダ遠征中に規律違反を犯し、資格停止の処分を受けた。

大麻含有製品を所持、使用した疑いのある1選手は無期限の代表選抜資格停止となった。

関学大は薬物使用の事実を否定し、リーグ戦に参加する意思を表明した。

関学大、リーグ戦に参加する意思を改めて表明 大村監督「疑義が起こる行動は残念」

日本アメリカンフットボール協会は30日、関学大の5選手が6―7月に行われたU20(20歳以下)日本代表のカナダ遠征の際に重大な規律違反を犯したとして、同日付で資格停止などの処分を科したと発表した。選手の1人は大麻含有製品とみられる物質を所持、使用したとして、日本代表の選抜資格を無期限停止とした。さらに大学側には同選手の無期限活動停止を勧告した。一方、関学大側は会見を行い、大学が行った尿検査で陰性となったことなどから、薬物使用の事実は認定できないと説明した。

関学大は9月3日に初戦の桃山学院大戦(大阪・MKタクシーフィールドエキスポ)を迎えるリーグ戦に参加する意思を改めて表明した。カナダ遠征にコーチとして帯同していた大村和輝監督は「疑義が起こる行動は残念だが、私の指導力不足」と唇をかみ「やれることを集中してやっていくしかない」と覚悟を語った。当初は同1日の予定だったが、台風10号の影響で延期された。