河野氏、首相になれば派閥離脱 麻生氏の要職起用否定

AI要約

自民党総裁選に立候補した河野太郎デジタル相は、首相に就任した場合には麻生派を離れる意向を示した。

歴代総裁の多くが派閥を離脱しているため、河野氏もその前例に従い離脱する考えを示している。

さらに、河野氏は麻生太郎副総裁を要職に起用する考えは否定し、独自のやり方で政権運営を行う意向を示している。

 自民党総裁選(9月12日告示、同27日投開票)に立候補を表明した河野太郎デジタル相(61)は31日、首相に就任した場合は所属する麻生派を離れる意向を示した。

 東京都内で記者団に対し、「歴代総裁の多くは派閥を離脱していたので、そうした前例に従って離脱したい」と述べた。

 河野氏は同日、読売テレビの番組に出演。麻生太郎副総裁を自身の政権で要職に起用するかどうか問われ、否定的な考えを示した。「いろいろ大所高所から発言されていくと思う。ただ、河野太郎のやり方でやらせていただく」と答えた。