銀座で違法駐車取り締まり 訪日観光客増加、警視庁

AI要約

訪日外国人観光客の増加に伴い、銀座での違法駐車取り締まりを強化した警視庁築地署。

中央通りでの取り締まりでは、観光バスなど9台に青切符を発行し、違反行為に厳しく対応。

問題の深刻さを示す110番件数の増加や、取り締まり対象エリアへの看板設置など、取り組みの背景が明らかになる。

銀座で違法駐車取り締まり 訪日観光客増加、警視庁

 訪日外国人観光客の増加に伴い、送迎のため道路上で待機する車両の違法駐車が増えているとして、警視庁築地署などは30日、東京・銀座の中央通りで一斉取り締まりを実施し、観光バスなど計9台に交通反則切符(青切符)を告知した。

 一斉取り締まりは午後2時ごろから約2時間にわたり、警察官がミニパトカーから「中央通りは駐車禁止場所となっています。ドライバーの皆さん、速やかに車を移動させてください」と呼びかけた。

 築地署によると、銀座での駐車違反に関する110番は1~6月に約770件あり、前年同時期比で210件ほど増えた。中央通りには7月、運転者が乗っていても取り締まりをすると記載した看板を設置した。